講師の高木です。
話し方・伝え方に関するエピソードや
講師の身の回りのこともつぶやかせていただきます。
皆さまのご参考になれば幸いです。

(この記事は2017年9月1日に公開しました。)
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今回のテーマは、「思いと言葉のつながり」

「言えないこと」は何度も声に出して言わないと本当に言えなくなります。

思いを声に出すことは本当に重要です。

「声を出す」という「呼吸器官の運動行為」が
実はメンタルと密接な関係がある気がしています。

私の場合、疲労やストレスでコンディションが落ちているとき
「高校野球の録画映像」を見て、画面のまえで一人ぶつぶつと
スポーツ実況の練習をしていました。

他の方からは「一人でぶつぶつ…大丈夫?」と思われそうですが
これは防音施設のない自宅でのスポーツ実況の練習法で、
個人的には心的コンディションの回復も
幾度となく感じた方法だったのです。

元気な人を見て、自分も声を出す。

そんなシンプルな「視覚的効果」と「発声器官の運動」が
メンタルの好影響を生み出すような気がしています。

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学校に行きたくても行けない「9月1日問題」が
クローズアップされています。

9月1日問題の詳細はこちら
https://news.yahoo.co.jp/byline/hiraiwakuniyasu/20170829-00075016/

この話、子どもの話だけでなく大人の世界でもある気がしています。

学校に行けない状況は千差万別かと思います。

個々の状況を把握せずに安易な助言は避けたいのですが、
「声を出す」ということがすごく大事な気がしています。

今は以前より相談機関も増えました。

「まずは声を出す。一時的でもコンディションを回復させる」

そんな発想があっても良い気がしています。

皆様のご参考になれば幸いです。
(講師:高木圭二郎)